Archive for 2010年08月

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十六夜のオアシス

昨日は平日だというのに、葉山の海の家『OASIS』に沢山の皆々様にご来場頂き感謝です。

今年はOASIS30周年、寿[kotobuki]結成25周年、OASIS連続15周年出演、の3つの節目が重なり、十六夜の美しい月の下、いつにも増して、ものすごいハッピーなOASISのライブとなりました。


1年に一度ここでしか会えない人も沢山いるからいつも感動の再会なんだけど、ずっと『アースガーデン』で一緒だったのに、最近は諸事情があり参加していない『わかなぱん』のわかなちゃんも子連れで来てくれ3年ぶりくらいに会えたし、去年会えなかった友達や生後1月半の愛児を連れて来てくれた友達やら、嬉しい事テンコ盛りでした。

月灯りの海辺で皆と語り合っていたら、本当にずっとずっと昔から知ってる人、一緒に育って来た兄弟の様な、そんな感じがしました。

きっと皆、やり方や伝え方が違っても心の中にあるものは似ていて、だから、たまにしか会えなくても響き合うものがあるんだなと思います。
なんだか同窓会とか夏休みの親戚の集まりみたいで本当に楽しかった!!



15年ぶりくらいに「ウンチャカ」のやよぶーともデュエットしました。
やよぶーとは昔、OASISに縁あるミュージシャンが参加して作ったアルバムの中で「つるかめシスターズ」って名前で熊谷もんさんの「明るいきざし」って歌を歌って参加させてもらったり、
OASISに出演する度にゲストで一曲一緒に歌ったりしていたんだけど、やよぶーも忙しくなり、一緒に歌う事が全然無くなっていたこの頃。
相変わらずの美声でした。
ありがとうね〜やよぶー


昨日も横須賀の「掛田商店」さんが貴重な泡盛テンコ盛りで出店して下さり、恒例の「泡盛じゃぶじゃぶ」もあり、すっかり私メも2ジャブしてしまい、帰りの電車は爆睡。
おまけに、超貴重な「春雨」の44度の一升瓶を頂いてしまいました〜
有り難うございました〜

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もったいないので、コレは新聞紙に包んで寝かせてクースーにするのだ!!
開けるのは10年後!!!!って来年、瓶空いてたりして、、、、、



そうそう、最近、白いストールが欲しいなぁ〜なんて思ってたら頂いてしまいました。
有り難うございます〜〜〜〜〜〜
嬉しい〜
大事に使います〜

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嬉しさのあまり、帰りの逗子駅でアイスをほおばり、喜びを表現する私メであった。



そんなこんなで、嬉しい楽しい夜を『OASIS』の皆様、有り難う〜
30周年御目出度う〜〜〜〜
来年も宜しくどんぞ。


ところで、『わかなぱん』のスイーツは本当に美味しい!!
旦那くんが元気だった頃、お誕生日のケーキはいつもわかなぱんのをネットで注文してくれました。
安心の安全の素材と、わかなちゃんの絶妙なセンス!!
すんばらしい〜〜〜
庭で採れた檸檬がふんだんに入った「檸檬シトロンケーキ」
クルミがゴロゴロ、後引く旨さの「くるみのタルト」
季節ごとに変わるメニューは、わかなちゃんの心というか、生き様というか、そのものやね。
優しい味がします。

コーヒー味のクッキーとお茶の入ったクッキーは止められません。
ネットからも買えますし、クッキーは渋谷の「ぐらするーつ」でも買えます。

何か特別な日に大好きな人とご一緒にどうぞ〜〜〜〜〜

ではでは、皆様、またね〜




   

8月も下旬になりました。

はぁ〜〜〜〜〜〜日々が過ぎる事の何と早い事!!
旦那くんが退院するまでに新しい家を探したいと思ったりしていますけど、、、、

先日の旧盆ライブにお越し下さった皆様、有り難うございました〜
楽しかったなぁ〜
この日は島唄三線サークルの「島唄クワッチー」と寿[kotobuki]で初コラボ。
コラボってほどの事はなんもしてないけど、、、、、
自分が主催していながら、一緒にステージに立つ事は滅多にないので新鮮でした。

衣装は頭のサージだけダンサーズとお揃いにしてみましたが、20100824-100822_1849~01.jpg
統一感はあっただろうかねぇ、、、、


今日は旧盆の最後の日。
ご先祖様があの世へ帰る日で、沖縄本島中部あたりでは夕方過ぎからエイサーの音が響き渡ります。
遠くから響いてくる太鼓の音ってワクワクするんだよね〜
う〜〜ん、今すぐコザに行きたい。



前にダンスのイベントの事を書きましたが、11月6日に下北沢のcom.cafe音倉で、『ワールドダンスラブ』っていうダンスイベントをやる予定でおるんですよ。

『ワールドダンスラブ』はうちの様に民族舞踊にハマりまくった人に、その踊りに対してのラブをどんな方法でもいいので表現してもらいまひょ、っていう主旨のイベントで旦那くんが倒れる前に2回やって中断していたんですけど、またやろ〜〜と思って。

今回は東インドの踊り『オリッシィ』とバリダンスです。

で、初のチャレンジっていうのは、オリッシィとバリダンスでひとつのダンスを作ってみよ〜〜ってのなんです。

今回はうちはバリで習って来た「猿にされたスバリとスグリウォ」という兄弟が主人公のレゴン『レゴン・ジョボグ』を踊るのですが、この兄弟の話はインドの叙事詩『ラーマヤナ』に出て来るんですね。


バリはインドのとは少し違うらしいですけど、ヒンズー教です。
オリジナルな部分も沢山あるので「バリヒンズー」と言われています。
なので、踊りや芝居の演目には前述の『ラーマヤナ』『マハーバーラタ』『バカバットギータ』のヒンズー教の3大聖典の中の物語を演じる事が沢山あります。

ピースボートの仕事で南インドのコーチンに行った時、『カタカリダンス』という南インドの伝統舞踊を観に行った時の演目がこの『スバリとスグリウォ』でした。


『レゴン・ジョボグ』はウブドの観光ショウでも良く踊られていますし、ストーリーもだいたい知っていたので面白く観たのですが、一番面白かったのは、同じ話でも展開のさせ方や表現が全く違い、同じヒンズー教でも民族が違うとこんなに違うんだね〜と、そこが一番興味深かったのです。

それで、自分が『レゴン・ジョボグ』踊るなら、対バン(?)対演目(?)はインドの『スバリとスグリウォ』にしようと決め、友人のインド舞踊家の福島まゆみさんにお願いしました。

そしたらな〜んと、『オリッシィ』はラーマヤナを踊ったりしないと言われ、
がびょ〜〜〜〜ん。

でも、色々話をするうちに、うちがスバリ、福島さんがスグリウォを踊ってバリダンスとオリッシィでコラボすればいいんじゃないか?という結論に至り、当初の目論みとは全然変わってしまいましたが、面白ろそうだし、一回練習してみたら楽しかったのでチャレンジする事にしました。


世界中で同じ様な事を考えつき、やって人は山盛りいると思うんですけど、うちは、 バリで芝居の中の踊りや芝居っぽい動きを習った事もなく、振りのバリエーションも少ないし、何よりそんなに基本が判ってないので、そんなうちにとっちゃ〜中々大変なんですけど、すごく勉強になりますわ。


音はいちから作る事も難しいので、先ずは在りもの、オリッシィ、バリガムラン、ジャワの宮廷音楽、パキスタンのカッワーリ、人の生声を使う予定です。

そんなわけで、昨日も福島さん宅で練習して来ました。
昨日は猿兄弟の喧嘩のシーンの振り作り。
バリの踊り用の扇子を刀にして戦うんですけど、それをうちが福島さんに「うおりゃ〜決闘じゃ!!」と投げつけるのをハシっと掴むというのを考えつき練習していたんですけど、中々うまくいかない。

高校生の娘さんが「お母さんはさ〜常日頃からボールとか掴み易いものでも取れないだから絶対無理だよ、そんな振り」とひやや〜〜〜かに言うと福島さんが「いや!!お母さん、絶対掴める様になるもん」って言い返していたのが笑えました。
お母さん、頑張れ〜〜
って、うちも頑張れ〜〜〜〜〜


ではでは、また詳細などお知らせしますので是非是非観に来て下さいませ〜


明日は25周年の25日、そして15回目の葉山 海の家『OASIS』でのライブです。
平日ですけど、お越し下さいまし〜〜〜
またね〜

   

したいひゃ〜〜〜〜〜

バチクヮイ!!興南春夏連覇!!おめでとう。

今年、この時期、優勝した事には本当に深い、深い、意味と喜びがあると思います。
越境入学で上手い選手を集める事をしなくても、内地のやり方を模倣しなくても、日本のやり方、システムに従わなくてもウチナーのやり方で優勝した事、本当に大きな意味があると思います。

いった〜ちびらさんど〜や〜〜〜〜〜〜〜
おばさんは号泣しました!!


ちょっと余談だけど、準決勝の昨日、報徳学園の2人目の投手、凄かったなぁ〜
半年前は中学生だよ。
だのに、あの落ち着き、あの速球。
ぞっとしました。
凄い人だと思います。
将来凄い投手になるんじゃなかろうかと思います。

どんなに興南高校を応援していても、敵方の「高校3年生、最後の夏、最後の甲子園の代打」とかは「ホームラン打たせてあげてくれ〜〜」と思ってしまいます。

おばちゃんやね。
命がけで頑張る高校生が愛おしいこの頃です。


明日は(もう今日か)カフェスローでライブです。
お暇な方は是非、お越し下さいませ〜

ではでは。また。


   

夏の大忙し一段落

12日の寿町フリーコンサート、昨日の仏子『アミーゴ』のコンサートにお越し下さった皆様。
有り難うございました〜
スタッフの皆様もお疲れさまでした〜
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(帰りの西武線で一枚。どんな時もぷ〜顔を忘れないヨシミツ44歳)

昨日で夏の一連のライヴ三昧と踊りの練習三昧が一段落。
今日は久しぶりの、何と24日ぶりのな〜〜〜〜〜〜〜〜〜んの予定もない日!!
ひゃっほう〜
朝から洗濯やら部屋の掃除やら「休み」って感じの朝です。

だったんだが、約束をすっかり忘れていたが旦那くんが入院したので借りていた手すりやスロープなどの福祉用具を返さにゃ〜ならず、回収に業者が朝、9時半過ぎに来た。
早起きしてて良かった。

マメ知識:介護保険の1割負担で借りている福祉用具は基本的に在宅でなくなった場合は一時的であっても返すものらしいです。


踊りの練習をアホの様に入れなければ休みもあったのですが、9月に3回
11月に自主公演をする事になり、猛練習ですわ。

9月4日 大船観音『大船ゆめ観音』で踊ります。
今回は花蒔きの踊りの男役。去年より断線オヤジ度アップの男の踊りを踊ります。
Suka Cita 2010 15:30〜

9月12日
阿佐ヶ谷 神明宮の例大祭 夜7時半過ぎから、能楽堂にて「Telek」という白い仮面の踊りを踊ります。

場当たり、リハーサルなし、らしい、、、、、
お面付けてなけりゃ〜ぶっつけもOKだが、お面って視界が狭いっていうか正面はほぼ見えないからね〜
とんでもね〜方向向いて踊ってたらすいません。

9月23日
色んな事未定
中野の北口、サンプラザ向かいの駐輪場が今年いっぱいでなくなります。

駐輪場は元々、何でもない、何もない広場で、中野区に沖縄県人会青年部のあった事から、そこでエイサーの練習が始まり、青年部の祭り『アシバ祭』 アイヌと沖縄の交流イベント『チャランケ祭り』が行なわれる様になり、寿[kotobuki]も現クワッチーダンサーズのあやちゃんと「アシバナイト」と称して満月ライブをやったり、時々バリダンスの練習したりと自由に使わせてもらいました。
あの場があった事で色んな出会いもあったし事だし、最後にゆかりのある人達でお祭り騒ぎではなく、「この空間があった事」に想いを馳せる集いを、うちなんかよりも、もっと縁の深い人達が主催でやる事になりました。
そこでも、また「Telek」を踊らせてもらい、寿[kotobuki]でも歌います。

11月のイベントは、また告知しますが、うちにとって初チャレンジでございますし、きっと面白いと思うので沢山の人に観に来て欲しいな〜と思っておりまする。


次のライブは22日の「旧盆の唄アシビ』
カフェスローは料理も美味しい!!

25周年記念の8月25日の水曜日は葉山の『オアシス』
こちらもまた15回連続出演でございます。
泡盛ジャブジャブもセットでございます。

来てくんろ〜〜〜〜〜〜

ではではまたね〜





   

ちょっと暑過ぎや〜しませんか?

う〜〜〜〜〜ん、明日の寿町のライブが不安になって参りました。

最近、寄る年波には勝てず?ライブ中に水を飲まないと脱水になり易くなって参りました。
って年は関係ないのか?

本当にど〜〜〜〜〜でもい話だが、うちは麺類が大好きだ。

特に沖縄スバと日本蕎麦は一日3回毎食それでも構わないと思うくらい好きだ〜〜〜〜

でも、ラーメンってのはそれほど好きじゃ〜ないので、何故あの様に人々が夢中になってラーメンを食べるのかがあまり良く判らない。

多分、ちょっと油っぽい感じと麺自体が美味しいと思えないからなのではないかと思う。

そんなうちが、今ハマってる(っても6月から2回しか行ってないが、、、)阿佐ヶ谷のつけ麺屋『三ツ葉亭』
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この店の看板が駅に出ていてそこに『北海道産全粒粉使用」と書いてあったので「ほう!!全粒粉!!」と目がキラリンとなって行ってみたのです。

我が家では白い食品というものがなく、普通は白い小麦粉だけで作る 天ぷらやお好み焼きも、全粒粉メインでそば粉や玄米粉を足して作っており、あの全粒粉の香ばしさになれたら、小麦粉だけで作った食品は何か物足りなさを感じてしまうのです。

全粒粉フェチのうちは、是非、沖縄スバも全粒で作って欲しいなぁ〜と思っております。

『三つ葉亭』の麺はそらも〜〜〜しこしこで香ばしい〜〜〜〜
スープに入れる有機タマネギのみじん切りがまた旨い!!
スープもうちの大好きな魚のダシが濃厚でうんまい!!
(ちょっと油っぽいけど)
いや〜〜〜いい店だなぁ〜
でも、ちょっともそもそ感のある麺なのでツルツルが大好きって人はダメかもねぇ〜

なんだかお腹がすいて来たなぁ〜


ところで、白い食品がないと書きましたが、先日、いつもライブに来て下さる方から六ヶ所村で作った『天手子米(てんてこまい)』の白米を頂きました。
白米が我が家にあるのって実に15年ぶりくらいかなぁ〜
うちは、玄米と五分付きしかないので、真っ白いお米ってもんがないのです。
このお米!!めっちゃ旨い!!
有り難うございます〜〜
美味しく頂きましたよぉ〜

発芽玄米も黒米もな〜〜〜〜〜〜んも入れず、先ずは白米だけで頂こうと思って久しぶりで我が家で白米を炊きました。
ちょぃと緊張〜
水加減これで合ってるんだろうか???なんてね。

何とも言えないほのかな甘み。
本当に美味しいお米で、冷えても更に甘みが増して美味しい。

ネットでも購入出来る様ですよ。
PEACE LAND web shop
是非是非、お試し下さいな〜



農薬を使わず農業をする事は、すごく手間ひまのかかる事で、それに真面目に取り組んでる人達は本当に偉い!!と思う。
食の安全を守る、自然を守る、人間以外の動植物の命を守る、
農薬を使わない事が実はいかに私たちの身の回りの様々なものを守もり、結果として私たちを守ってくれているかと思うと、感謝しかないです。
生産者の苫米地さん、有り難うございます〜〜


ではでは、明日の寿町、出番は19:55!!
是非是非来てね〜
ではまた〜




   

思う事つらつら

暑い〜〜〜〜〜と思ったら雨が降って肌寒い様な朝、、、、、
何だか4月に行ったバリの様です。
どこかでバスに乗ったらバトゥアン村へ行けそうな気がする。


前回のブログでクサリまくったので、心配して下さった皆様、すいません。
身体の疲れは心の疲れと申しましょうか?
身体はひとつですなぁ〜
疲れると何となくネガティブモードになりますなぁ〜

当然ながら、普通にラブラブしてるカップルの事は羨ましい。

多分、それはそんなに簡単には心の中から消えない感情かと思うし、消さなくてもいいんだなと最近は思う様になった。
その感情は「ただある」それだけでいい様な気がする。

旦那くんは無事、病院へ入院しました。
うちは、その日、多分緊張してたんだと思うけれど、寝不足で、主治医との面談やらなんやら色んな事で頭を使い、喋りをしていたら段々疲れて来て、しまいにゃ〜吐き気と頭痛に見舞われぐったり。
色々やってみて夜には大分良くなったけど、頭痛だけは日が変わるまで続きました。

皆さん!!
夏の寝不足は大変な事になりまっせ!!!!
ご注意を〜〜〜〜〜


5日の呉市のホテルでのディナーショウは、近所の子供の頃からお世話になったおばさんやらおじさんやらも来て下さり、久しぶりの再会が嬉しく、また寿[kotobuki]の音楽を楽しんでもらえた事が本当に嬉しかったです〜

おばちゃん達は口々に「あんた〜ホンマに大人になったねぇ〜」と言っておりましたが、ちょっと、ちょっと!!うちはもう43歳ですけど〜〜〜〜〜

お花やら差し入れやら皆さん、本当に有り難うございました。

広島のお好み焼きも堪能しました。
う〜ん旨い。
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久しぶりに8月6日を広島で過ごしました。
ものすごい蝉の鳴き声で起こされ、子供の頃、夏休みのこの日、蝉の鳴き声を聞きながら学校に登校し朝礼で「原爆投下の日もこんな暑い朝だった」という話を聞き、空から原爆が落ちて来るんじゃないかとぞっとしたりした事をものすごくリアルに思い出しました。


実家には、最近、すっかり具合を悪くした母方の祖母がおりました。
今年のはじめに会った時はまだ元気だったのに、あっと言う間に弱って痩せて声が出にくくなっていました。
同じ部屋で眠ったのですが、寝る前に翌日の上映会ライブの話をし、映画『おみすてになるのですか?』の話をした。

祖母ももちろん戦争体験者だけれど、長い事満州に居たので空爆の経験はないらしい。
映画の主人公の杉山さんの話を簡単にしたら、
「おばあちゃんは、戦争はひもじくて大変だったけど、障害も負わず子供、孫にも恵まれて幸せじゃったんじゃね」と言っていた。


うち達の人生の中で経験した事のない、想像さえも出来ない世界がわずか65年前にはあって、自分が生き残る事でさえ大変であっただろう中を子供を守り、育ててくれたお陰で、「わたし」がここに存在しています。

最後になるのかもしれないと思ったら、いつの間にか、身体をなでなでしていた。
しわしわの、少し冷たい手、腕。
いつも奇麗に結っていた黒い髪は奇麗な銀色になっていた。
とても愛おしいいのち。


夏休み、一緒に心太を作ったり、五右衛門風呂だった祖父母の家のお風呂を沸かすのに薪割りを手伝ったり、何でもカンでも「やらして〜やらして〜」という、うちの事を「あんたは何でも興味を持って偉いね〜」と誉めてくれた祖母。
沢山可愛がってくれたなぁ〜おばあちゃん。

そんな事を思い出したら、遠い昔に戻った様な気がした。

足腰が弱って支えてあげなくちゃいけなくなって、何となく立場(?)が逆転してる様な気がしても、どんな状況になっても、やっぱりおばあちゃんは、うんと年上の大人で、うちはおばあちゃんの孫なんだよなと、そんな当たり前の事が嬉しくなりました。


翌日は上映終了後のミニライブ。
前回は杉山さんの言葉やたたずまいを思い起こして歌ったけれど、今回は、杉山さんと同じ戦争を経験し生き抜いた両祖父母の生きた証としての「わたし」として立ち、歌えた様に思います。



12日は待ちに待った寿町のライブです。
明日、リハ。
楽しみ。
ではでは、皆様。
又ライブでお会いしましょう

   

ちょいと宣伝

昨年、京都のライトハウスという中途失明された方々の職業訓練学校でのライブでお会いしてから、関西のみならず、石川や東京のライブにまで来て下さってる小河さんという方が小説を書かれて、その本が8月15日に出版される事になりました。
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お目出度うございます〜〜〜〜

灯綴り〜ともしびつづり〜 』という本で、ネットではもう販売されてる様です。

わたくしめが帯の言葉を書かせて頂きました。
写真は石川でのライブを企画して下さるyamaさんが撮って下さったのを使わせて頂きました。
有り難う〜yamaさん。

小河さんの個人的な体験を元に書かれた小説ではありますが、失明されてからの心の変容や、目に障害のある方がどんな想いで世界を見ているかなど、色んな意味で私たちとは全く無関係とは言えない内容になっていると思います。
いい本なので、是非読んでみて下さいませ。


全然関係ないけど、あさってから旦那くんと久しぶりの別居生活に。
居たら居たで、イライラもするし、喧嘩もするけど、居なくなると思うとやっぱり寂しいなぁ〜
自分で決めた事なのにフニフニして来た。
とほほ、、、、、


阿佐ヶ谷駅に着いたら、駅の端っこで喧嘩しているカップルを見かけた。
「喧嘩したり仲直りしたり、普通にある日常を大事にして下さいね」と言いたくなり思わず走って逃げた。

うちは、日常を大事にしてなかったのかなぁ〜とか、
うちと結婚したからこんな事になったのかなぁ〜とか
そんな事をふと思い、走りながら泣けてしまった。

うちも、小河さんも(多分)非日常だと思っていた世界が日常になり、今まで視得ていなかったものが見え、感じてなかった事を感じ、それはそれで、本当に「何かを与えられた」と思う事も多々ある。
けど、い〜〜〜〜〜〜〜つもそんなに強くはいられんわな。


出版のお目出度い話が、クサリブログになってしまった〜
皆さん、ごめんなさいよ〜

ではでは、「灯綴り」是非読んでみて下さいね〜









   

終わったぜ〜〜〜

先月24日の巣鴨のライブから昨日の「黒潮ロック」までの9日間歌いっ放しの日々が終わりました。

各ライブにお越し下さった皆様、主催者、店舗の皆様。
本当に有り難うございました。
感謝、感謝でございます。


うち的にはライブが続く事よりも27日の寿町のバンドリハーサルが一番キツかったですけど、何とか声も枯れずに、熱中症にもならずに、乗り切れました。
この夏の最大のヤマ場を越えました!!
偉い!!寿[kotobuki]

29日は前日、8月22日の旧盆ライブのためにクワッチ−とクワッチーダンサーズと練習兼打ち合わせし、早めに帰ろうと思いつつ、ダンサーズと居残りミーティングと称した井戸端会議で結局、家に戻ったら午前様。
朝の11時にニーニーの実家に着いていたかったけど、少々寝坊し、12時過ぎに到着。
この日は、ニーニーのお母さんの友達が寿[kotobuki]を聴く会を開いて下さり、いつもライブをさせて頂いている高槻の『南風楽天』の午後を丸々貸し切り、14時と16時の入れ替え制で2回に分けて歌わせて頂きました。
合計、約100名。
有り難や〜〜〜〜
皆様、お母さん、ご協力下さった皆様、有り難うございました。

酔っぱらった店主 まきのさんが「平均年齢70歳として、今日来た人達の年齢を合計したら7000歳!!すげぇ〜ギネスに載せようか?」と言っていて、その時はうお〜うお〜言っていたわたくしですが、家に戻って冷静になってみたら、もっと沢山入るホールだったら億歳くらい簡単に行くじゃん、と気が付き、我々の阿呆さ加減にびっくり。

そんなまきのさんが作った、トロトロで味の濃ゆ〜〜〜〜〜いマンゴープリン
めちゃウマです。
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大阪 中津にあるバリ式ヘットマッサージの店に行く前にふらりと寄った雑貨屋さんが『ZIZZ』でした。
だいたい10年前ですけど、そこからのお付き合いで、毎年アニバサリーライブに呼んで頂いて、最近はアニバサリーにライブをしておらず、呼ばれておりませんでしたので3年ぶりくらいに中津で歌わせて頂きました。

翌日はZIZZ一家の末娘が通う保育園の夏祭りでの仕事の依頼があり、キラキラの可愛い子供達にまみれながら歌って来ました。

中津は梅田からものすごく近いけど、全く都会の匂いがなく、昔の匂いがプンプンするいいエリアで、オリジナルケーキの美味しい「カンテグランテ」の本店もあり、大好きですわ〜

久しぶりにニーニーとカンテグランテ本店でチキンカレーを食べました。
う〜〜〜〜〜〜ん、旨い。
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(ムシャムシャ食べてます、食べかけの写真ばっかりですいません。)


保育園の園児達にまみれ、数年会わないうちに大きくなったZIZZの末娘を見つめつつ、
「あの日、バリ式マッサージに行かなかったら、この出会いはなかったなぁ〜」
としみじみ。
人の縁というのは、どこでどう繋がるのかわかりゃ〜しないですなぁ。


その夜は急遽、大正区へ移動し、寿[kotobuki]の25年の歴史で初!!
スクラップ工場でライブをさせて頂きました。

大正区で毎年行なわれている「エイサー祭り」の資金稼ぎのため、工場の方が敷地を開放して納涼祭をやってらして、その余興でした。

大正区も、先月保育園でライブをさせて頂いたけれど、久しぶりに大正区の大人達(?)
に会って、やっぱり、縁の深さを感じました。


もちろんニーニーがウチナーンチュで、大正区は日本で一番オキナワからの移住者が多い地域で、っていうのが縁の根底にはあると思うけど、だからって、鶴見(関東で一番オキナワからの移住者の多い地域。神奈川県川崎市にある)とは縁がないし、今となっちゃ〜何が決めてだったのかは判らないけれど、いつの間にか、深いご縁が出来ておりました。

大人はビールを飲み、三線を弾き歌う者のあれば、爆笑話が止まらない者もあれば、、、、子供達はゴロゴロしながら遊んでるっていう、打ち上げのいつも光景を見ながら、この光景はうち達がいなくても常日頃からあるものなんだろうけれど、その中に、すぽっと、何の違和感も感じず、遠慮もなく、むしろ居心地良く入れてしまったのは何で???と改めて考えてみたりもしました。

頭で計算出来るものではなく、本能的に嗅覚で仲間を見つけ出し繋げてゆくもの、それが「ご縁」って事なんだろうな。


昨日の『黒潮ロック』も、主催者の『魂〜マブリ〜』の奈良さん、アツシさんにどこでどうやって出会ったのか、さ〜〜〜〜〜っぱり思い出せない。
でも、何故か一回目の『黒潮ロック』から毎回呼んで下さって、昨日は、いつもに増して、一体感のあるいいイベントになり、ほ〜んとうに楽しませていただき、毎回、一緒にステージに立つメンバー全員とも、兄弟、親戚、大集合!!みたいな気持ちで歌って踊れました。

これまた「ご縁」


誰しも、「ご縁」を結び、つなぎながら生きていると思いけれど、寿[kotobuki]は本当にいい嗅覚を持っている人達と出会い、助けてもらいながら歌い続けていられるんだな〜としみじみ感じた数日でした。

皆さん、有り難う〜〜〜〜


てな、わけで、怒濤の10日間は終了し、次は、広島、寿町、入間のアミーゴと続きます。
お時間ありましたらお越し下さいませ〜

ではでは、また〜