Archive for 2008年02月

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多謝

今日は吉祥寺の『てぃーだカンカン』でライブ。

来て下った皆様、天気の悪い寒い中、有り難う。
その上、旦那さんの病気に関して本当に沢山の励ましの言葉を有り難うございました。

前にも書きましたけど、皆さんの言葉のひとつ、ひとつが本当に励みになります。
「信じると信じた自分を信じよう」という気持ちになります。
本当に寿[kotobuki]のお客さんは、皆温かいよ〜
感謝しています。有り難うございます。

『てぃーだカンカン』の沖縄スバ、久しぶりに食べたけど、やっぱり旨い!!
美味しいお酒、料理、してライブを設定してくれてじゅんさん、うえこ〜有り難うございました。スタッフのみなさんも有り難う、お疲れさまでした。

明日も早よから病院行かなにゃ〜ならんぞい。
頑張るぞ〜早起き、、、、、、、

ではでは、おやすみなさりませ〜

   

反省

夕べのブログに載っけましたけど、大事な衣装で遊んだ事、
今頃になって大反省。

旦那さんの病状が三山目を越え、新しい展開が始まったので安心して気が緩んだのか?緩んだ果てに精神状態がおかしくなっちゃたのか?わからないけど、猛烈反省。
踊りの神様に陳謝しなければ、、、、

戒めにブログは消さずに残しておこう。

   

踊りは楽し〜

今日は東大島でバリダンス踊らせて頂きました。
久しぶりにレゴンっていう古典舞踊を踊りましたけど、やっぱり楽しいね〜

古典は音楽が美しくていいですよ〜
踊りながらついつい歌いたくなってしまいまする。
でも、バリ舞踊は基本的には口を開けててはいけないので歌えないけどね。

一緒に踊らせてもらった富沢さんはもう20年以上バリ舞踊をやってるはず。
やっぱりうまい人と踊ると勉強になるねぇ〜
しみじみ、出来ていない事が山盛りって気が付かされた此の頃ですわね。



踊ったあと、旦那さんのお見舞いに行き、ハラも減ってビールも飲みたくなり『なんちち』に寄り道。
そこで『うねり亭』のブルさんとまゆみさんもレゴンの冠かぶって写真撮影。

まゆみさん、似合うなぁ〜美人は特やしぇ〜







してブルさんは、、、、、、、、、





エンマ様の様でござるよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   

空の下

旦那さんの病室の窓から見える景色。



13階から見える街の景色を眺めていると、このひとつ、ひとつの家々に人が居て、暮らしがあり、人が寄り集まって仕事をしているんだよな〜としみじみ思う。
一生会う事なんてない人のドラマを勝手に想像する時、何やらとても愛おしい気持ちになる。
こんだけの膨大な人の数の中で出会う人と会わない人っていうのはどうやって決まるんだろう?

気が合うな〜と思っていたのに、結果喧嘩別れしてしまった人。
いけ好かない!!と思っていたのに親友になった人。
一瞬疎遠になったのに又出会った人。
離れていても、遠くにいる感じがしない人もいれば、毎週会ってるのに遠い人もいる。
みんな、みんな自分で選んでたぐり寄せた糸の先にいる人、なんだろうな〜

空の下、膨大な数のドラマが日々繰り広げられている。
みんな幸せで在りますように〜

   

修行は続くよどこまでも〜♪

この間、今一番旦那さんの看病において大事な事は旦那さんとの適切な距離って事を書いたけど、でも、本当に大事な事は、あるがままを受け入れるって事だった!!と今更ながら気が付いた。

なんちゅうかなぁ〜例えば、うちが頑張れば、うちが彼の病気を理解して気持ちいい空間(病室の事ね)を作れば、うちが、うちがって自分でどうにか出来るって思っていたんだな〜と。
今日初めて気が付かされました。

『うちが頑張ってもどうにか出来る事ではない』って事を心のどこかで認められなかったし、病気は彼自身の問題で、彼自身の戦いなんだって事を認める事も、自分が必要とされていないみたいで寂しかったのかもしれない。

つまり、心の奥深くか、浅い所かはわからないけど、どこかで、今自分の身の上に起きている事をただただそのまんま、受け入れられていなかったって事よね。
抵抗していたんだな〜

大好きな人が苦しんでいるんだから、助けてあげたい、何とかしてあげたいと思うのは当たりまえなんだけど、自分に出来る事で相手にとって必要な事、をしてあげなかったら、もしくは、
必要な事は何かを考えなかったら、ただのエゴなんだよな〜
自分がしてあげたい事をして満足っていうのは「愛」ではないよなぁ〜

なんか、本当に勉強というか、修行の様だなぁ

でも、やっぱりそれって自分自身が知りたい事なんだろうと思う。
今年のテーマ『愛と信頼』
修行の日々は続くよ〜って感じです。

   

お誕生日おめでとう〜

旦那さんは昨日が誕生日。
まさか、こんな大変な事になって、しかも自分の生まれた病院で51歳の誕生日を迎えるとは本人はもちろん、誰も思ってなかったよ。

でも、とりあえず、無事誕生日を迎えられた事は嬉しいし、手術した頃を思えば、随分と回復しているし、本当に嬉しいな〜

旦那さん、まだ固形物は禁食なんで無理なのは承知でマフィンを作ってお花を買って病院に行きました。

ピーナッツバターのマフィンを作ってみたのだ。

旦那母も来て下さり、病室でプチお誕生日会。
母からは素敵なお財布もらってました〜
いいなぁ〜旦那くん。

『お誕生日おめでとう。あんたにプレゼント買ってあげるなんて何年ぶりかしらね〜』と嬉しそうに言っている母を見て、うちもなんだか嬉しく、不思議な温かさがありました。

旦那母は、やっぱりこんなに大変な息子の姿を見るなんて事は想像していなかっただろうし、辛いだろうな〜と思うけど、強い人で、いつも会う時は明るい声で接していてくれる。
うちがライブがあると埼玉の奥地からやって来てくれるし、本当に助かっている。
有り難うございます〜お母さん。

ところで、今まで二人部屋を個室同然、我がもの顔で使っていた國貞家だが、ついに、昨日、相部屋になってしまった。がが〜〜〜〜ん。
同室の方はかなりのじぃ〜さんなんだが、、、、、、
昨日旦那母と二人で病室にいたら、Gさんの 妻らしき Baさんが来て、そのBaさんがGさんに
『一体どっちが本妻なんだよぉ〜はっきりしろよ、このやろ〜。あたしとあいつとどっちと籍入れてんだよぉ〜』
と詰め寄っていた。
やるなぁ〜Gさん

Baさんが帰った後、旦那母は「あんな事は病気が治ってから聞けばいいのにね」と言っておりましたが、うちは「このBaさん、まさか毎日毎日、やって来ては同じ事を繰り返し言い続ける気じゃ〜あるまいね?」と思っていたら予感は的中し、今日もGさんは詰め寄られていたのでした。
Gさん!!なんでもいいから早く結論出してくれ!!
うちも、真実が知りたくなって来たよ〜

   

最近の旦那さん

旦那さんの最近はこの前が生まれた赤子とすると今は半年って感じですかね〜
でも、日一日と確実に出来る事が増え、表情も変わって来ているので普通の赤ちゃんの100倍くらいのスピードで成長中って感じです。

この間は何か不安だったのか、単に甘えたかったのか、手を握って離さない日もあった。
その日は午後ひまだったし、夜バリダンスの稽古に行きたかったので早めに行き、夜7時前に病院を出るつもりだったけど、静かに手を離そうとするとぱっちり目を覚まして手を握りしめて来るので帰るに帰れず、(というより、帰らない方がいいと思ったのだ)結局消灯時間9時までいたので、その日は8時間病院にいた事に。
さすがに、どっと疲れた〜〜〜〜〜〜〜。家に着いたらへろへろだったよ。

でも、日々一日とて同じ表情、同じ動きはなく常に新しい事が彼に起きているので、会いに行くのは楽しいし、「毎日病院に行く」と思うとしんどいのでデートに行く、くらいに思う様にはしているんだが、、、、、、
やっぱり8時間はキツかった。

なので、昨日は、夜アースガーデンの新年会でライブをさせてもらって、久々にKOH-TAOのブンちゃんにも会って心行くまで美味しいお酒と料理と楽しい時間を過ごしたら、リフレッシュ!!
有り難うね〜

今、旦那さんと一緒にいて思うのは、適切な距離の取り方が一番大事って事だな〜
彼には彼の治ろうとするチカラや治り方のビジョンがきっとあるはずなので、うちはただ「治るよ〜」と信じて見守っている事が今一番やるべき事とは思うけど、やっぱり「早く治って欲しい」と思うのは当たり前。
だからマッサージしていてもついついチカラも入ったりするし、旦那の表情を見ないでぐいぐい足ツボ押してたり、、、、、

「はっ、イカン!!」と思うけど、どういう心持ちでいれば適正な距離が保てるのかなぁ〜と考えていたのだった。
最近、友達のまりちゃんが『片山洋次郎さんの「身体に聞く」って本が面白い』と三日に一回くらい言うので、いつの間にか洗脳され、この間本屋さんに行った折、中身も読まずに買ってしまった。(恐るべし、まりちゃん)
これがすんごく面白い!!



電車の中でぱらぱらめくっていたら、なんと「病の人とどう接するか」という章があり「うぉ〜〜〜こりゃ〜なんとタイムリーな!!」と思って読み始めると、そこには知りたかった事の答えが!!

『治そう何とかしてやろうとがんばることではない。治療や介護技術のことではなく、病人にとって適切な気遣いが出来る。病人のそばにいて淡々と毎日を支える事。
言葉で「大丈夫だ」というのも悪くはありませんが、私は病の人のそばにいることで、生きている身体同士の間に生じる、共鳴みたいなものが一番の安心の元になると考えています。』
と、書いてあった。

やっぱり、うちが心身ともに健康で、気持ち良く側にいる事が一番大事で、あとは、彼自身と医者と看護婦さんにお任せして、足の指のマタをマッサージしてるくらいでいいのだ!!と。
想いが強すぎると「想い=重い」になって病人にとっては苦しくてうっとおしい存在になってしまうのよね〜。
なので、この本を活用しています。
『病にの人〜」以外の章は自分自身の身体と共鳴する事の大事さと、そのコツが書かれています。
それは、とても簡単な日常の言葉で書かれていて、身体の不思議や、もっと「身体」を知りたい、って人にとっては名著だと思います。
是非読んでみて下さいまし〜

   

おいし〜〜〜〜い。

今日はバレンタインデーでしたわね。
旦那さん、未だ禁飲食なんでチョコはあげられないっすよ〜

んで、うちが変わりに食べてます。

病院の帰り、時々高田馬場に出るんだけど、駅前にライフリーってレストランもある自然食品屋さんがあって、そこに寄るんだが、そこで見つけた”オーガニックフォレスト”が出してるアーモンドチョコがうんまい!!



毎日、ひとかけをちびりちびり、コーヒーと一緒に頂くのがただいまの至福です。
もう遅いと思うけどバレンタインにどうぞ〜
ちょっとお高いので義理チョコだったら、かなりお世話になってる人向きかねぇ、、、

最近、全然テレビを観る暇もなく、世の中何が起こってるのがついて行けてない感があるが、、また起こった沖縄での少女暴行事件でアメリカの要人達がこぞって沖縄入りってニュースで 「異例の」って言葉が必ず付けられていて、必ず『今回の件を重く受け止め』って言葉も付くんだが、、、、

こんな事は今に始まった事ではないし、暴行後、殺された人もいたわけで、『重く受け止めて来なかった』結果が今なんだろうに、、、、
異例の行動はもちろん県民の感情を逆なでして、今までのびのびだった辺野古の新基地の建設をこれ以上遅らせたくないって事だろう。
本当、人をバカにしてる。

人をバカにしてると言えば、鳩山法務大臣が今、日本一って感じ?
ちょっとどうかしてるんじゃないか?と思うな、この人。
以前の『友達の友達がアルカイダ』もそうだけど、、、、、、

確定申告やらねばだが、うちの払った税金もこの人の給料の一部になってんのかと思うと、本当、払いたくね〜

   

謎だ!!

旦那さんの病院へ行くのに大久保通りを通って行くんだけど、大久保駅近くに謎の店を発見。

以前はフライドチキンを売っていた様だったけど、今はずっとシャッターしまりっ放し。
その店はドアの両側に細長い看板がある。



これと同じのが右側にもあるけど、そちらは『幸せになって下さい』と書かれてあり、問題のこちら側は『金持ち…』の続きがガムテープで隠してある。

気になるなぁ~
剥いでみたいなぁ〜
何が書かれてるのかなぁ〜
『金持ちになるぞよ!』違うな〜
やっぱり『金持ちなって下さい』かな?
シンプルに『なりたい』かな??それとも『金持ちハムニダ』???
まさか『金持ちは敵』とか????
いずれにしても何で隠してあるのか?謎だよ〜〜〜〜〜〜
誰か知ってたら教えて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   

さよなら鈴木さん

旦那と同じ病棟に入院中の鈴木さん(仮名)。
いつも明るくて、冗談ばっかり言ってて、意識のはっきりしない旦那に『サダちゃん、早く起き上がって僕とコーヒー飲もうよ〜』って声かけてくれていた。
医者以上によ〜〜〜〜〜〜く旦那を観察していて『今日は朝、いつも以上に足をパタパタさせてたぞ、こりゃ、完治も早いぞ!奥さん頑張れ!!』とかお昼過ぎに行くといつも報告して励ましてくれる。
優しい鈴木さん。

鈴木さんは、他の患者さんから聞いた話では、病気自体はとてもポピュラーな病気だけど、今のこの世にある薬では効かない状態で、新しい薬が発見されない限り「治る」事はないそうだ。
だから、どんどん皆良くなって退院して行っていても、鈴木さんは退院出来ないし、とにかく今は進行を押さえておく事しか出来ない状態なんだと聞いた。

その鈴木さんが、今日、転院する事になった。
理由はわからないけど、その事を告げに来た鈴木さんは泣きそうな声で『サダちゃん、お別れだよ〜一度でいいからサダちゃんとコーヒー飲みたかったな〜話したかったな〜』と言っていた。
お別れに握手してあげて下さいって言ったら、手を握りながら『早く良くなれよサダちゃん』と言ってくれた。
なんかも〜こみ上げて来て、うちは思わず泣けて来てしまった。

三人で手を取り合って、いつか退院してどこかのドトールでコーヒー飲みましょうと約束をした。

今日、今から病院に行っても鈴木さんはもういないだろう。
あの笑顔はなんだったんだろう?
自分の方が苦しいんだろうに、いつも『サダちゃん頑張れ』って言ってた。
優しい鈴木さん、有り難う。
鈴木さんの病気が完治する様に、薬の発見が在る様に、一緒にコーヒー飲める様に、
祈っています。